【概要】 地球環境問題として鉛を使用しないハンダへの移行が主流となる現在、鉛フリーハンダは共晶ハンダと比較し融点が高く(20~40℃)、また表面張力が強く濡れ広がり性が悪くなるために、課題が残る。
【鉛フリーハンダ付けについて】 「一般に鉛フリーハンダを使用する場合、ハンダコテの設定温度を上げますが、360℃以上になりますとハンダに含まれるフラックスの炭化、ハンダ、フラックスの飛散につながります。また、コテ先自体も酸化、侵食により寿命も短くなります。そのためハンダコテは、設定温度を360℃以下にすることが望ましく、かつ作業性が損なわれないものを選定することが必要と考えられます。言い換えれば、高出力で優れた熱回復率を持ち、さらに正確な温度管理が可能なものです。」
【鉛が環境に及ぼす影響(人体に及ぼす影響)について】 環境に与えるダメージとは、すなわち、人間のモラル次第でもあるということ。メーカーからも強く警鐘を鳴らしています。
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