たことはないが、やはり安全な点検方法ではなかったような気が今はしている。

 リアルにしか生きて来れなかった私には、人間が何も装着せずにたやすく空を飛ぶような非現実的な描写は、あまり書きたくない。ファンタジーとは不可能を知り、可能な世界で夢を実現してゆくことだと思っていて、何かに夢中になれることがファンタジーだと思っている。そこには成功も失敗もなく、結果も要らない。どう暮らして、どう人生を謳歌してゆくかが大事だと思っている。戦争や疫病や災難に見舞われながらも、小さな生き甲斐が見つかれば、それだけで、そこに生きていることの幸せがあるはずだからである。



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短編小説集『ブルーベリーの王子さま』

(2021/01/18)

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