秘められた非塩素系高能力ホーム
エンジニア製 鉛フリーハンダ  (Sn-Ag系)  銅・銅合金用
JIS-AA級 非塩素系フラックス   MIL-RMA規格対応
秘められた非塩素系高能力
SWF-03  SWF-06  SWF-08  SWF-10
特徴
ハンダ付け作業が迅速にでき、フラックス残渣に吸収性や腐食性が全く無く電気絶縁性にも優れている理想的ヤニ入りハンダです。ヤニの成分に塩素、臭素系の活性剤を含まずハンダ付け後の洗浄が全く不要です。
価格
  • SWF-03  0.3mm×100g巻  ¥5,380(税込¥5,918)
  • SWF-06  0.6mm×10g入(全長5.6m)  ¥850(税込¥935)
  • SWF-08  0.8mm×14g入(全長4.4m)  ¥860(税込¥946)
  • SWF-10  1.0mm×26g入(全長5.5m)  ¥970(税込¥1,067)
ハンダ付け温度比較表
(数値:℃) 共晶ハンダ 鉛フリーハンダ
(SWF)
融点 183 217
適正加熱温度 233 265
コテ設定温度 310 350


 お申し込み方法  注文書  FAX専用注文書 


MSDSデータシートはメーカーWebサイトにてご覧いただけます
株式会社エンジニア 製品資料より)

(2022/03/15)


Environmental regulation RoHS

【概要】  地球環境問題として鉛を使用しないハンダへの移行が主流となる現在、鉛フリーハンダは共晶ハンダと比較し融点が高く(20~40℃)、また表面張力が強く濡れ広がり性が悪くなるために、課題が残る。

【鉛フリーハンダ付けについて】  「一般に鉛フリーハンダを使用する場合、ハンダコテの設定温度を上げますが、360℃以上になりますとハンダに含まれるフラックスの炭化、ハンダ、フラックスの飛散につながります。また、コテ先自体も酸化、侵食により寿命も短くなります。そのためハンダコテは、設定温度を360℃以下にすることが望ましく、かつ作業性が損なわれないものを選定することが必要と考えられます。言い換えれば、高出力で優れた熱回復率を持ち、さらに正確な温度管理が可能なものです。」

【鉛が環境に及ぼす影響(人体に及ぼす影響)について】  環境に与えるダメージとは、すなわち、人間のモラル次第でもあるということ。メーカーからも強く警鐘を鳴らしています。  

鉛が環境に及ぼす影響(人体に及ぼす影響)について

重金属である鉛は、フロンやダイオキシンと異なり、元素として地球上に存在していますので自然のままでは環境に害するとは言えないかも知れません。本来金属の鉛は水や海水に溶けにくい物質です。但し、人体に対しては有害物質として知られています。呼吸器系統や消火器系統を介して人体に吸収されると、腹痛や貧血などの「鉛中毒」の症状が現れ最終的には骨と結びついて長く人体に蓄積されます。特に幼児の「慢性鉛中毒」は、大脳の成熟障害が強く、精神薄弱や骨発育障害などを引き起こします。また、産業廃棄物が問題となっています。消費の膨大な拡大により廃棄物が拡散しています。電気製品では必ずハンダ付けが使用されており、基板等ハンダ付け部を含んだ製品が不法に投棄され、あるいは正規に廃棄されても野ざらしにされているのが現状です。これに各種排気ガスが原因とされている酸性雨により、ハンダ中の鉛が溶けて地下水に流れ込み、あるいは地中に浸透して、飲料水として人体に入る、野菜・家畜・魚等を通して人体に入る、この自然サイクルによる蓄積が問題となっています。

(株式会社エンジニア  製品カタログ資料より)

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制作・著作 フルカワエレクトロン